「VODの契約には何が必要?」「契約前にVODと有料衛星放送の違いを知りたい」「VODのメリットって何?」
VODを契約する前に、接続に必要な機器や特徴などを知りたいとお悩みではありませんか?スカパーやwowowなど様々な有料衛星放送がありますが、契約前にこれらとの違いを比較することは、とても大切です。
このページでは、VODを契約する前に知っておくべき4つのことを紹介し、他の有料放送との違いを徹底比較していきます。これからVOD契約を検討している人は必見です!
VOD契約する前に知っておくべきこと4つ
まずは、VODの特長を知っていきましょう。
VODには他の有料放送にはないメリットがあります。しかし、ただお金を払って契約しただけではVODを再生できなかったり使いこなせずに「こんなもんか」とガッカリしてしまうかもしれません。
そこで、VOD契約する前に知っておくべきこと4つのことを紹介していきます。
1.VOD社には個性がある
VODを提供している会社はいくつかありますが、そのVOD社しか見られない独自のコンテンツも存在します。各社はそれぞれ個性が強いため契約前に特長を理解しておきましょう。
主要各社の特長を簡単に表にまとめました。
VOD社
特長
U-NEXT
・配信数が14万本以上と、取り扱っている動画数が多い
Hulu
・国内ドラマやアニメなどオリジナル作品が配信
プライムビデオ
・月額料金が安い。アマゾンで購入する商品が送料無料になる
Netflix
・視聴履歴からおすすめ作品を紹介するレコメンドシステム搭載
DAZN
・スポーツライブストリーミングサービスを提供。
このように、VOD社はそれぞれ配信数や付加サービス、搭載システムなどが異なります。契約前に「配信数」「月額料金」「オリジナルコンテンツ」などをよく検討し、何を優先すべきか考えてみましょう。
2.料金形態が異なる
VODの料金形態を大きく分けると、「見放題」「レンタル料」の2種類の支払い方法があります。
見放題
月額料金内で再生し放題のコース。一般的なコース
レンタル料
月額料金とは別に再生料として支払う。主に最新作など
基本的に、VODを契約する時には見放題コースとして月額料金が必要です。見放題コースには月額料金以外に別途レンタル料が必要なコンテンツがあります。
別途レンタル料金が必要になるのは、最新作の映画や地上波で放送が終了したばかりのドラマやアニメ番組などです。安く済ませたい場合には、見放題作品数が多いVODを選びましょう。
3.アカウント管理システム
VODはアカウントごとに視聴履歴を管理するシステムです。
中には1契約で複数のアカウントを管理できるサービスもあり、1登録で複数のユーザーのアカウントを保持できます。例えば家族ひとりひとりの動画をブックマークすることや視聴履歴の管理が可能です。
子どものアカウントに再生動画の規制をかけたり、視聴履歴を他のユーザーから隠したりできるので、プライバシーが守れます。
4.再生機器が必要
VODの動画を再生するためには、専用の機器が必要です。
PCやスマホがあれば、ほとんどのVODサービスで再生可能ですが、TVで視聴する場合にはスマートTVかセットトップボックスが必要になります。スマートTVとはVODコンテンツ対応しているテレビで、セットトップボックスとはアップルTVやクロームキャストのような受信チューナーです。
VODを契約しただけでは再生できませんので注意してください。
VODを契約する前に比較してみよう
さらに、VODの特長を知るために他の有料方法と比べてみましょう。
TV放送とVODを比較
まずは、一般的なTV番組とVODを比較してみます。
TV番組の特長
VODの特長
・最新番組がリアルタイムで観れる
・録画すれば過去番組をいつでも再生可能
・無料で番組が観れる
・過去の放送を何度でも視聴できる
・録画不要で配信された番組を視聴可能
・TV放送後の番組も視聴可能
・TVで放映されていない番組も視聴可能
VOD社によっては、TV番組で放送された番組も時間が経過すれば視聴可能です。また録画不要なため「観たい番組を録画し忘れた」ということもありません。
レンタルDVDとVODを比較
続いて、レンタルDVDとVODを比較してみましょう。
レンタルDVDの特長
VODの特長
・観たい番組を自分で選んでレンタル可能
・配送サービスも利用できる
・イベント時は比較的安くレンタルできる
・月額料金内で観たい番組を再生可能
・自宅にいながら番組を見れる
・別途料金で最新作をレンタル可能
・月額料金内でいくらでも視聴可能
VODにもレンタルシステムがあり、クレジットカード情報を入力していればサイト内で動画をレンタルすることができます。またレンタルショップへ出向く必要がないため、返却期間に左右されません。
スカパーなど衛星放送とVODを比較
次に、スカパーなど衛星放送とVODを比較します。
衛星放送の特長
VODの特長
・地上波以外の番組も観れる
・様々な専門ジャンルのチャンネルがある
・セットパックがありジャンル選定可能
・オリジナルの独占配信が観れる
・数万本の番組が視聴可能
・月額料金内で番組が見放題
・すべてのジャンルの番組が視聴可能
スカパーやWOWWOWなどでは複数のジャンルの番組を選び月額料金を調整することが可能です。VODでも基本プランを選択できるものもありますが、基本的に月額料金内でほとんどのコンテンツが見放題となります。
VODを契約する3つの流れ
それでは実際に、VODを契約する流れについてみていきましょう。
1.VODを選択
まずは契約したいVOD社を選択します。月額料金が安いVODがいいのか、配信数が多い会社がいいのか、動画をダウンロードできる方がいいのか、好みのVODサービスを選択しましょう。
2.アカウント登録
VODと契約するためにはアカウント登録が必要です。SNSやメールサービスを利用するときと同じように、氏名や住所を登録します。また支払い方法としてクレジットカード情報や携帯支払いサービス登録するためのパスワードなどが必要です。
3.登録完了
アカウント登録が終了すれば、すぐに視聴が可能です。ほとんどの場合は月額料金は翌月の支払いとなります。サービスによっては月額料金内の他にレンタル料金がかかる場合があるため、コンテンツ詳細をよく確認してみましょう。
【おまけ】解約時はコースとアカウント解約が必要
VODを解約する場合、コース解約とアカウント解約が必要な場合があります。1つのサービスを解約しただけでは完全に解約できないことがあるので、入会時には解約について調べておくと無難です。
当サイトではVOD社ごとに解約方法も紹介しているので、VOD選びの参考にしてください。
VODをお得に契約するコツ
「VODが良いことはわかったけど、どのサービスを選べばいいのかわからない」という場合に、VOD選びのコツを紹介します。
無料期間を上手に利用する
VODには「お試し期間」があります。
お試し期間は無料でVODが視聴できる期間となり、VOD社によって無料期間が異なりますが、平均すると約1ヶ月ほどです。この期間中に、視聴したいジャンルや再生方法、設定方法などを実際に使用し、契約を続行させるかどうか試してみましょう。
もしサービスが気に入らないときは、無料期間中に解約することが可能です。
付帯サービスも視野に入れる
VODのサービスは動画視聴だけではありません。
電子書籍の閲覧など購入商品の送料が無料になるなど、様々な付帯コンテンツがあります。配信数や月額料金以外にも、このような追加コンテンツを比較してVOD社を選ぶのもひとつの手段です。
月額料金が高いVOD社でも、日常的に利用するサービスがあれば、結果としてお得になることもあります。
複数のVOD契約も検討してみる
使い勝手を確認するためには、実際にVODと契約してみなければわからないこともあります。
そのため複数のVOD社と契約し、再生方法や配信コンテンツを確認しながら使い勝手を比較してみましょう。無料お試し期間を活用すれば、月額料金をかけなくても比較することができます。
お試し期間内で比較するためには、解約手続き方法や継続方法など、事前にリサーチしてみてください。
まとめ
VODを契約するためには、VOD社の提供サービスや料金、コンテンツや再生機器を確認しましょう。VODは個性が強いため、自分に合ったサービスを比較検討することが大切です。
VODはDVDレンタルや有料衛星放送と比較しても様々なメリットがあります。自宅に居ながら月額料金内で好きなだけ番組を見ることが可能です。
VODのメリットをいくら比較しても、実際に使用してみないと使い心地はわかりません。VODには無料お試し期間が提供されているため、上手に利用し自分に合ったサービスを探していきましょう。