このページでは、地獄楽のあらすじをご紹介します。地獄楽1巻を購入する前に、あらすじを知りたい人、またはお得に地獄楽を購入したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
地獄楽は面白い?概要をご紹介
「地獄楽」というのは、最強の忍である主人公が極楽浄土と言われる島で不老不死を獲得することができる薬、仙薬を探す物語です。生まれたころから殺しを教えられた忍の画眉丸や打ち首執行人であり、画眉丸のお目付役として島へ同行する山田浅ェ門など様々な個性的な登場人物が登場してきます。
世界観もしっかりとしていて、戦闘シーンの描写は迫力があり物語の展開もテンポよく進むためとても見ごたえがあり人気のある漫画になります。それぞれのキャラクターが抱える葛藤と向き合いお互い利用しあうこともありますが、無事仙薬を獲得することができるのかが見所です!
地獄楽のあらすじ
ここでは、これから紹介する内容の主なあらすじについて詳しく解説していきます。
今回解説する内容は次の通りになります。
- 第1話 「003」愛する妻のために
- 第2話 「071」上陸組を決めるための闘い
- 第3話 「127」極楽浄土に上陸!
- 第4話 「151」続く殺し合い
- 第5話 「166」真の強さを知る
- 第6話 「189」謎の生物との戦闘
時代は江戸時代後期、死罪人として捕まえられていた最強の忍と言われる主人公の画眉丸は、人生において初めてできた守りたい人「妻」のために死にたくないため執行される死刑を忍術で回避していた。
そのような中で、打ち首執行人の山田浅ェ門佐切に無罪放免となり誰からも2度と追われなくなる条件を告げられる。その条件は、極楽浄土と言われる島から「不老不死の仙薬」を持ち帰ることだ。
愛する妻と平和に暮らすべくこの条件を受け入れることにした画眉丸、その他にも無罪放免を求める死罪人と共に仙薬をめぐる戦いが繰り広げられる物語です。
第1話 「003」
死にたいが死ぬことができない、最強の忍画眉丸。打ち首や火刑などさまざまな手法で殺そうとするが、死ぬことができません。捕まった理由は、自分の里を去ろうとしたからだが、そこには自分の人生で初めての愛する妻と静かに暮らしたいと思ったという真の理由が隠されていました。
そのため、死にたいと思っていたが真の理由から忍術を使って死ぬことを避けていた画眉丸です。その迷いに気づかせてくれたのが、打ち首執行人である山田浅ェ門佐切であり、その願いをかなえられるかもしれない条件を画眉丸に提供しました。
その条件というのが、極楽浄土と言われる島から仙薬を取って帰ってきたら無罪放免になり誰にも2度と追われることがない人生を送れるということです。この条件を聞いた画眉丸は愛する妻のためにも極楽浄土に向かうことを決心しました。
その他の死刑囚もこの条件を与えられているが無罪放免になるのは1人のみです。ここから、無罪放免を勝ち取るためのバトルが始まりました。
第2話 「071」
打ち首執行人の家系に生まれた山田浅ェ門佐切は、打ち首をする際にどうしても恐怖から逃れることができず首は斬れるがそのあとの罪悪感や葛藤と戦っていた。死刑囚が集まり、無罪放免の条件についての説明が終わり、上陸組を決めるための死刑囚同士の殺し合いが始まりました。
そこで、初めて画眉丸の殺した命を背負う覚悟を目の当たりにした山田浅ェ門佐切は自分に足りなかったものを理解する。そして、恐怖と向き合うことを決め死刑囚である画眉丸を殺すことを自分の義務、そして葛藤のためにも誓いました。
上陸組は計10名の死刑囚と打ち首執行人が同行することで決まり、ここから極楽浄土で繰り広げられる熾烈な戦闘が始まります。
第3話 「127」
極楽浄土にたどり着いた死刑囚とその付き人首斬り浅ェ門たち、画眉丸は仙薬と呼ばれるものは極楽浄土にあるかわからないが必ず在ると断言します。あまりにも、人工的に作られた森のため不気味だと感じる画眉丸であり、手綱を外したいが山田浅ェ門佐切は外すことは許してくれません。
そこで、死刑囚のいがみの慶雲に襲われ戦闘になる。いがみの慶雲は武具を集めそれで人を殺すやばい奴です。この戦闘の際にも手綱を外すことを許してくれない山田浅ェ門佐切であり、画眉丸は負けるかのように思われたが圧倒的な強さの前にいがみの慶雲は手も足も出なくすぐにやられてしまいました。
そして、いがみの慶雲は首を打ち取られ、その付き人である山田浅ェ門期聖は首をもって帰ろうとしていました。
第4話 「151」
山田浅ェ門佐切は山田浅ェ門期聖が無事帰ることができるように、心配をかけるが山田浅ェ門期聖は「人の心配している場合ではない」と渇を入れる。山田浅ェ門佐切と画眉丸が知らない間に、島に上陸する前から戦闘やだましあいというものが始まっていた。
そして、山田浅ェ門佐切にその固さが仇になると忠告したと同時に、画眉丸を打ち取ろうとしますがあまりの強さに戦う前にひるんでしまいます。そして最後に予言として「数刻で状況は変わる」と言います。
今の状況は、死罪人が半分以上死んでしまっていて1日もかからないうちに1人になると断言します。そして、山田浅ェ門期聖が去ったと同時に画眉丸が山田浅ェ門佐切を襲い突然の戦闘に入ります。
第5話 「166」
突然の戦闘が始まった中で、画眉丸は昔のある思いを回想して自分自身の中にある葛藤と戦います。今までのように簡単に山田浅ェ門佐切を殺すことができるのに、どこかで画眉丸は殺すことを躊躇してしまっています。
この躊躇いは山田浅ェ門佐切も持っていて、なぜかわかりませんが悪党と断罪することができない自分がいて悩みながら二人は戦っています。画眉丸は妻のおかげでさまざまな感情を知り、情(こころ)の厄介さも同時に知ることになります。
そして、山田浅ェ門佐切は追い詰められ殺されそうになりますが、画眉丸はとどめを刺すことができません。そして、山田浅ェ門佐切は画眉丸に情と向き合うことが芯の強さであるということを教え、昔のあなたとは違うということを知らせてあげます。
第6話 「189」
死罪人剣龍八州無双と呼ばれた男と、その付き人山田浅ェ門付知はお互いの素性について話し合っていた。山田浅ェ門付知は医学を発展させるため、人体構造の解明をしているがそれを侮辱されそうになり一触即発の状態になる。
しかし、先に競合相手をつぶすべくみんなを探しに行きます。そこで、山田浅ェ門付知は意味深のような発言をしていますが、いきなり人工物のようなものを見つけます。そこで、蝶のような虫に刺された死罪人は突如自分の刺された部分を切ります。
その刺された部分は植物にどんどん変化していきます。そして、多くの蝶やムカデのような虫が襲ってきます。しかし、それよりも大きい2足歩行であり人型巨人のような不気味なものが現れピンチに陥ります。
地獄楽は最終巻まで全巻出ている?
地獄楽は2018年1月22日〜2021年1月25日まで連載された人気漫画で、出版社は集英社になります。巻数は全部合わせて13巻で普通の漫画ではかなり少ない印象です。最終巻はもう出ているので気になる方は一気読みできるでしょう。
全部で127話あり、すべてにおいて不気味でありますし戦闘シーンがとてもかっこいいので、見ていて飽きないでしょう。また、物語の展開もかなり早く進んでいくのでテンポよく読みたい人は必ず読むべき少年漫画になります。
地獄楽はいくら?デジタル版と紙の本の価格の違い
地獄楽は紙の単行本だと1巻484円(税込)になります。電子書籍(コミックシーモア)の場合は1〜12巻が459円(税込)で最終巻である13巻は480円(税込)と少し高くなっています。
電子書籍の場合だと、1巻が無料で読むことができますし、初回登録の場合はポイントが付与されるなど様々なサービスを提供しているので、なるべくお得に読みたいと思っている人は単行本で買うよりも電子書籍アプリから購入する方がいいでしょう。
また、電子書籍アプリはさまざまな種類があるので失敗しないためにもしっかりとどのような内容か調べてから使うものを選ぶようにしてください!
まとめ
地獄楽のおすすめポイントを以下にまとめます。
- 画眉丸が情と向き合う大切さに気づく場面
- 山田浅ェ門佐切の葛藤の原因に気が付く場面
- ところどころの戦闘シーンがかっこいい
とても面白く、不気味な場面をとても上手く描いているのでとてもおすすめできる漫画になります!
気になる人は、ぜひ地獄楽を読んでみてくださいね。