歴ドラ好き必見！日本歴史漫画おすすめベスト10

歴史を学びながら物語を楽しめる「歴史漫画」は、勉強と娯楽を両立させたい人にぴったりのジャンルです。今回は、日本の歴史を舞台にしたおすすめの漫画10選をご紹介します。

わかりやすい解説や迫力ある描写で、難しい歴史もスラスラと頭に入ります。大人から子供まで楽しめる名作ぞろいなので、ぜひ次の一冊を見つけてみてください！

  菅原道真が名探偵になる「応天の門」

作品見どころ

「応天の門」は、平安時代の名高い政治家・菅原道真の波乱万丈な生涯を描いた作品。時代背景や政治闘争、道真の知恵と人間ドラマを楽しみたい人におすすめです。特に、時代を超えた名将や文化的な側面にも興味がある人にはピッタリの作品です。

あらすじ

平安時代、藤原氏が権力を握りつつあった頃、都では藤原邸から下女が失踪する事件が続発し、貴族たちは「鬼の仕業」と噂していました。帝の命を受けた在原業平は、犯人捜しを始めますが、無実の縁者が捕まり、業平は学友の菅原道真に協力を依頼します。二人で捜査を進め、事件を解決しますが、次第に藤原氏と伴氏の勢力争いに巻き込まれていきます。この作品は、政治的な陰謀と人間ドラマを交えながら、道真の生き様を描いています。

  北条時行のどん底からの逆転劇「逃げ上手の若君」

作品見どころ

「逃げ上手の若君」は、鎌倉幕府の後継者である少年・北条時行が主人公の歴史アクション漫画です。政治的な陰謀や戦闘、時行の成長を描いた物語に興奮したい人、また歴史的な背景に基づいたドラマを楽しみたい人におすすめです。特に、若きリーダーが困難に立ち向かう姿に感動すること間違いなしです。

あらすじ

鎌倉幕府の後継者、少年・北条時行は、父親の死後、幕府の存続を賭けた厳しい立場に立たされます。時行は、政治的な陰謀と戦争の中で、自身の力をつけるために戦い続けますが、その若さ故に周囲からの信頼を得るには多くの困難が待ち受けています。時行は時に逃げることを選び、次第に仲間を集めていき、戦局を有利に運ぼうとします。物語は、彼が歴史の波を乗り越えていく様子を描きながら、成長と試練の中での人間ドラマを描いていきます。

  上杉謙信の女性説を漫画化「雪花の虎」

作品見どころ

「雪花の虎」は、戦国時代の名将・上杉謙信が女性だったという大胆な説を題材にした作品です。歴史の裏側に隠された謎と、謙信がどのように戦国の荒波を生き抜いたのかを知りたい人におすすめです。人間ドラマと戦国時代の謎解きが楽しめる作品です。

あらすじ

戦国時代、上杉謙信はその武勇と知略で名を馳せ、数多の戦を勝利に導いた。しかし、ある説では、上杉謙信は実は女性であったという衝撃的な真実が隠されていた。主人公である謙信は、男性の姿で生まれ育ったものの、戦の最前線に立つことを決意し、激しい戦闘と政治的な陰謀の中でその素顔を隠し続ける。彼女の心の葛藤や周囲との関係性を描きながら、謙信がどのように戦国時代を生き抜いたのかを追う物語が展開される。歴史の中で未だ解明されていない謙信の正体に迫るストーリーが魅力。

  伊賀と甲賀の戦いを描いた「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」

作品見どころ

「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」は、甲賀流と伊賀流の忍者たちが命を懸けて戦う壮絶なバトルを描いた作品です。忍者の技や戦略、そして愛憎劇に引き込まれたい人におすすめです。迫力満点の戦闘シーンと、登場人物の深い感情描写が心に響く作品です。

あらすじ

戦国時代、甲賀弦之介は甲賀流忍者の弾正の孫であり、次代の忍者の頭目としての責任を背負っています。そんな中、甲賀と伊賀の忍者一族は、将軍家の後継者を決めるために戦いを繰り広げます。弦之介と伊賀の頭目・朧の間には、愛憎入り混じる深い絆が存在します。二人の関係が戦いの中でどのように揺れ動き、最終的に壮絶な死闘に繋がるのかが描かれています。忍者たちの戦いを通じて、命を懸けた戦いと裏切り、忠義が交錯するドラマが展開されます。

  茶人・古田織部の生涯を追う「へうげもの」

作品見どころ

「へうげもの」は、戦国時代の武将・古田織部の文化的な側面を中心に描いた作品です。戦国時代の激動の中で、茶道や美術に情熱を注ぎ込む姿が魅力的で、歴史と芸術に興味がある人におすすめです。また、織部の人間味溢れるキャラクターや、彼の茶道に対する愛情が心に響く作品です。

あらすじ

戦国時代、古田織部は織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国武将であり、武勇だけでなく、茶道の名手としても名を馳せていました。彼はその道の達人として、また、名だたる大名たちに仕官し、戦国の乱世を生き抜いていきます。戦いの合間に、茶道や美術に対する情熱を注ぎ、数々の名品を手に入れ、名声を高めます。しかし、彼の文化的な情熱が時に周囲と衝突し、織部自身も苦悩することに。物語は、戦国時代の激動と、織部が築いた茶道の世界を描きながら、彼の成長と人間ドラマを展開します。

  吉原花魁の苦悩を綴った「さくらん」

作品見どころ

「さくらん」は、江戸時代の吉原を舞台にした、女性の強さと生き様を描いた作品です。きよ葉（主人公）の成長や心の葛藤、華やかな遊郭の世界に引き込まれたい人におすすめです。歴史の中で一人の女性がどのように立ち向かっていくのかに心を動かされること間違いなしです。

あらすじ

江戸時代の遊郭、吉原で生まれ育ったきよ葉（のちの日暮）は、幼少期から厳しい環境の中で生き抜く力を養ってきた。遊女として売られた後、彼女は周囲の期待や社会の矛盾に苦しみながらも、力強く生きていくことを決意する。日々の生活の中で、きよ葉はさまざまな男たちと関わり、吉原で名を馳せる遊女となる。時に恋愛をし、時に裏切りを受けながらも、彼女は自分の生きる道を模索していく。物語は、彼女の心の葛藤と共に、華やかな遊郭の世界を描きつつ、女性としての強さと成長を追います。

  若き日の土方歳三の生き様「ちるらん 新撰組鎮魂歌」

作品見どころ

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、幕末の新撰組の副隊長・土方歳三の人生を描いた作品です。壮絶な戦いと信念に生きた土方の姿に感動し、歴史的な背景や人物描写に魅了されたい人におすすめです。また、激動の時代を生き抜いた男たちの絆を感じたい方にも最適な作品です。

あらすじ

幕末、幕府の命を受けて新撰組の副隊長として活躍していた土方歳三は、時代の波に翻弄されながらも、忠義を貫くために戦い続けていた。剣術の達人として知られ、数々の戦闘で功績をあげる土方は、仲間たちとともに幕府を守るために尽力していく。しかし、時代の変化と共に、幕府の命運が尽き、最終的に土方は自らの信念に従い、戦い続けながら壮絶な最期を迎える。新撰組の真実と彼の誇り高き生き様を描いた感動的な物語。

  アイヌの財宝を追う「ゴールデンカムイ」

作品見どころ

「ゴールデンカムイ」は、明治時代の北海道を舞台に、金塊を巡る激闘とサバイバルを描いたアクション満載の作品です。魅力的なキャラクターたちと歴史的背景、過酷な冒険を楽しみたい人におすすめです。特に、戦争帰りの主人公が直面する過酷な状況に興味がある人にぴったりです。

あらすじ

明治時代の北海道。元兵士の杉元佐一は、戦争で生き残った後、伝説の金塊を探し求める冒険に出ます。金塊の秘密を握るのは、ある囚人が残した地図。佐一はその地図を手に入れるため、他の冒険者や敵と激しく戦いながら、サバイバルを繰り広げます。彼の前に立ちはだかるのは、異なる目的を持つ多彩なキャラクターたち。狙いを持った者たちが集まり、命を懸けた争いが繰り広げられる中で、佐一は仲間を得ながら成長していきます。過酷な環境で生き抜く力強い人間ドラマが描かれる冒険譚です。

  太平洋戦争中の人々の生活を描いた「この世界の片隅に」

作品見どころ

「この世界の片隅に」は、戦時中の広島を舞台に、女性の視点から日常生活を描いた作品です。戦争の影響を受けながらも、強く生きるすずの姿に心打たれる人や、歴史を背景にした感動的なヒューマンドラマを楽しみたい人におすすめです。

あらすじ

第二次世界大戦中、広島の田舎町に暮らす浦野すずは、普通の村娘として幸せな日々を送っていた。しかし、戦争が激化する中、すずは海軍に勤める夫と結婚し、広島に引っ越すことに。平穏だった生活が戦争の影響を受け、町が空襲を受ける中で家族や仲間たちとの絆を深めながらも、困難な状況に立ち向かっていく。すずの視点で描かれる戦争の悲惨さと、そこに生きる人々の強さを描いた物語が展開されます。

   昭和天皇の半生を追う「昭和天皇物語」

作品見どころ

「昭和天皇物語」は、昭和天皇裕仁の波乱に満ちた生涯を描いた作品です。歴史的な背景や天皇としての苦悩、戦争の影響を深く掘り下げ、彼の人物像を真摯に描いています。歴史に興味がある人や、戦争や天皇制度に関心を持つ人におすすめの作品です。

あらすじ

昭和天皇裕仁は、昭和時代の日本を統治した天皇として、数々の重要な歴史的事件に立ち会ってきました。彼の人生は、明治時代の終わりから戦後の日本の復興まで、激動の時代とともに歩んできたものです。本作では、裕仁天皇が直面した数多くの試練や決断を描き、その苦悩や政治的立場を中心に進行します。戦争の影響や天皇としての矛盾した立場を描きながら、彼がどのようにして日本の象徴としての役割を果たしていったのかを深く探ります。

まとめ

歴史漫画は、楽しみながら知識を深める絶好の方法です。日本の歴史に触れられる本作10選は、物語の魅力と学びの両方を提供します。初心者も歴史好きも楽しめる内容が盛りだくさん！

お気に入りの一冊を手に取って、新しい歴史の世界を覗いてみましょう。気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてください！