最近になって一般公開されたMicrosoft Bingの「Image Creator」は、テキストから画像を生成するサービスです。驚くべきことに、既にMicrosoft Edgeのサイドバーに組み込まれ、利用することができます。
そこで今回は、image creator の使い方についてご紹介します。
Image Creatorの紹介
「Image Creator」は、OpenAIの画像生成AIであるDALL-Eを活用したサービスです。テキストプロンプトを提供するだけで、手軽に画像を生成する便利な機能が、現在はWebページやDiscordサーバーにアクセスせずに利用できるようになっています。
Image Creatorとは
Image Creatorは、オンラインベースの画像作成ツールです。
ユーザーはこのツールを使用して、プロフェッショナルな品質のイメージを簡単に作成することができます。イメージの作成や編集には高度なデザインスキルや専門知識は必要ありません。直感的なインターフェースと豊富な機能が備わっており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに利用されています。
Image Creatorのメリット
Image Creatorには、いくつかの利点があります。
まず、プロ級のイメージを作成するための専門的なスキルや経験がなくても、直感的な操作で簡単に美しいイメージを作成できます。
また、豊富なテンプレートやエフェクト、フィルターを利用することで、クリエイティブな要素を追加することができます。
さらに、テキスト編集やレイヤー操作などの高度な機能も備えており、自由度の高いデザインを実現できます。
基本的な操作方法
まずは、create 公式サイトにアクセスします。
アプリのダウンロードの必要はありません。ブラウザ上で生成可能です。
検索バーに生成したいイラストのキーワードを打ち込みます。
ここでは仮に「明智光秀」と入力したら、渋いお侍さんが4枚生成されました。
気になる画像をクリックすると、「ダウンロード」というボタンが出てきます。
こちらをクリックするとダウンロードが開始されます。これで生成完了です。
プロンプトを使ってimage creatorで詳細なイラストを生成する
プロンプト(Prompt)とは、AIに対して与えられる入力や指示のことを指します。AIモデルに対して、タスクの目的や要求を明確に伝えるために使用されます。プロンプトは、テキストの形式で与えられることが一般的であり、例えば文章やキーワードのフレーズなどが使われます。
AIによる生成タスクでは、プロンプトに基づいてAIモデルが応答を生成します。プロンプトの内容や表現方法によって、AIの出力結果が異なる場合があります。適切なプロンプトの設定は、AIモデルが求められる結果を達成するために重要な要素となります。プロンプトは、AIライティングや画像生成などのさまざまなAIタスクで使用され、利用者が求める結果をより正確に導くための手段として重要な役割を果たします。
プロンプトを使ったimage creator生成例
先ほどの「明智光秀」イラストに「アニメ風」「20代」「刀を持っている」と加えると、違ったテイストのイラストが生成されました。
また、先ほどの「明智光秀」イラストに「ゲーム風」「青年」と加えると、女子が好きなイケメン男子テイストのイラストが生成されました。
さらに、先ほどの「明智光秀」イラストに「ドット絵」「2D」と加えると、ファミコン風テイストのイラストが生成されました。
このようにプロンプトを入力すると、同じ人物でも様々なテイストのイラストを生成することができます。
まとめ
「Image Creator」は、OpenAIによる画像生成AIであるDALL-Eを使用した便利なサービスです。
テキストプロンプトを与えるだけで、高品質なカスタム画像を生成してくれます。最近ではWebページやDiscordサーバーなど、さまざまな場所で利用できるようになりました。
デザイナーやコンテンツクリエーターにとって重要なツールであり、様々なクリエイティブなプロジェクトに活用してみましょう。